プロ野球の歴代強力打線について

強打

プロ野球はとても歴史のあるプロスポーツなので、過去から現在まで沢山の個性あふれるチームが存在をしてきました。今回はそういった数あるチームの中から、歴代強力打線と呼ばれているチームについて考えてみました。

プロ野球の強力打線にもいろいろなタイプの打線があります。1番から9番まで満遍なく強打者を集めたチームや、中心打者の3,4,5番にホームランバッターを並べ、まわりを好打者で固めたチームがその代表です。

前者の代表としては、秋山や清原、デストラーデを擁した西武ライオンズが挙げられます。この当時の西部にはこの3人以外にも、石毛や安部理、伊東、田辺といった強打者が目白押しでした。結果的にV5を達成し、現在でも最強チームに名を連ねています。

後者の代表としては掛布、バース、岡田を擁した阪神タイガースが挙げられるでしょう。この当時の阪神には、他にも真弓、北村と好選手がいましたが、クリーンナップの破壊力があまりにも強いため、どうしてもこの3人を中心としたチームという印象になってしまいます。

好打者を集めた強力打線というと、石井、鈴木尚、ローズを擁した横浜ベイスターズが挙げられます。当時の横浜には他にも、波留、駒田、新藤といった好打者がおり、どこからでも点を取れる良いチームで、愛称のマシンガン打線は伊達ではありませんでした。

打者

また、井口、松中、城島を擁したダイエーホークスもとても強いチームでした。ダイエーには他にも川崎やズレータがおり、このチームもどこからでも点の取れる打線として人気でした。

強力打線というと他にも川上監督時代の巨人や、大石、ブライアントのいたころの近鉄いてまえ打線、古田、広沢、池山のいたヤクルトといった往年の名チームから、現代の広島や西武まで、各年代にそれぞれ存在をしています。

どの強力打線が一番強いのかという議論は、いつの時代でも野球ファンにとってとても熱の入る話題となっています。